社会之底辺這う朽縄改め、社会之底辺×食物連鎖乃天辺迄÷児のBLOGサイトです。
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 血の指して錆びた鉄のよう というのはそのままだ。 鉄イオンを帯びて赤いヘモグロビンが 体外に吹き出て、酸化をはじめ 錆びた匂いを吐き出している。 春だというのにいやに暑い今日は (たしか天気予報では真夏並みだとか)、 それがゆったりとした季節らしい穏やかな風に のって周囲にそれを分散させる。 随分、盛大にかぶちゃってるけど、 よかったシズちゃん。 ケガないみたいだね。 よかねぇよ。 恐慌状態で人にぶつかって来た男は よほどヤバかったのか、 ヤバイ状況下にあったのか、ぶつかって来たと言うのに、 「道を塞ぎやがって」と叫びながらナイフを 振りかざして静雄に無謀にも挑む。 そのナイフを突き出す手首を逆の方に 曲げるとボキっときき慣れた音をだし、 男が呻くそして――――――――。 ごめんねぇ、シズちゃん。巻き込んじゃったみたいで。 クルクルとよく自分を刺してくるナイフを回しながら、 臨也は笑いながら男を蹴った。 サッカーボールをリフティングの為にあげるような爪先は 男の体を仰向けにして呼吸をし易いようにするのは、 リスクの軽減、善意の撃滅。 そのだらりと伸ばした手に持っている イヤでも見知ったナイフは いつもよりもキレイでなく無様だった。 殺るならよ、ちゃんと殺っとけ。 オレだからよかったものの、 他の奴ならどうなってたかわかんねぇだろ? うん、シズちゃんでよかった。 蟲の居所が悪かったのかナイフは 柄までベタベタになって、重力にしたがって。 切っ先からぽたぽたと落ち。 足元で転がる男たちからはぼとぼとぼとっ、と 擬音をつけたくなるくらいに血の海が広がる。 救急車を呼ぼうと手を伸ばした携帯の 貰い物のストラップが揺れる。 シズちゃんだって巻き込みたくなかったんだけど・・・。 ホントだよ?ホント。 だってソイツら俺のこの シズちゃん専用ナイフしかない時に襲い掛かって 来たんだもん。咄嗟に使っちゃったけど、ああ、汚い。 シズちゃん、刺しても大丈夫のツワモノってか業物なのに。 覚えてる?内臓をえぐるつもりで突いたナイフ。 5mmあのときは喰いこんだよね。 あれから知り合いに鍛えて貰ったから、 シズちゃんでもいけるかなーと 思って楽しみにしてたのに。 臨也はまるでいたずらをみつけられた子供のように言う。 それでこそ親に怒られてしゅんとした子供のように。 気分が悪かった、胸糞気分が悪かった。 さっきの男の腹を殴ったときに 吐き出された血で青いサングラスの視界は狭く、 染め直したばかりの髪は この気温でもう乾いてきたのかパリパリとする。 手前のナイフは二本あっただろ? 静雄がそう言うと、臨也はハッと気が付いて叫んだ。 生きているもんね!!! ありがと、シズちゃん。 おもむろに携帯をとりだして、 腐れ縁の闇医者のコイビトとのヒトトキを邪魔をして 男の引取りを頼んだ臨也は、またね、元気でね!! と手を振ってねぐらへ帰る。 よけいなことをしてしまったと静雄が気付いたころには 臨也の背中は小さくなっていた。 男は足元に転がっているし、 夕日はいつもと変わらずビルに遮られてよくみえなかったが ブルーのサングラス越しにも眩しく見えたのだ。 烏はすぐ笑うもの。 ヘモグロビンででろでろびん <擬音語で10のお題> 10 ぼとぼとぼとっ デュラララ!! 折原臨也と平和島静雄 PR またぶり返してハマった携帯潰しをしていたら、 あまりにも甲高い声を上げて泣くので、 ウルサくて、イライラした。 (それが楽しかったハズなのになんだろ、 気分って奴かな。) 路地裏はいつも通りにグラフティが踊っていて、 ポイ捨てのゴミとタバコが散乱中。 料理店の裏でもないのに青いポリバケツがあって、 なんかそんな雰囲気を出していると いうのにネズミはうろちょろしていない。 生ゴミはつまってるのになぁと思って、そうだ!!と閃く。 アレがみたいな、ありがちな、映画のワンシーンみたいな。 どんがらがっしゃんしゃーん 表通りから、いかにもチンピラな男がブッ飛んで来て 、ポリバケツにホールインワン。 尚且つ、フタがあたったときに 飛んでそれが男の頭を打った。 こんなことを出来る人間はそう少ないし、 この時間帯サイモンはたしかシフトが入っているし。 (きっと凄いイライラしてるんだろうなぁ~。) 「最高だね。」 雲ひとつ無い青空の、 暖かな日差しがすえた匂いを充満させている。 人が飛ぶには最高の日和。 <擬音語で10のお題> 09 どんがらがっしゃんしゃーん デュラララ!! 折原臨也と??? いつ噛んでも甘い味は強く。 歯と歯肉にからまるような食感は不快だ。 喉に痰のようなものが溜まる感じがする のは自分だけだろうか? と思いながらも噛んでいる。 くちゃくちゃと音が立つのが嫌で(なんで立つんだ)、 甘い匂いが自分の周りに立つっているのが わかるから、路地裏。 この街は路地裏にことかかない。 地価が高いと高く立てられたビルに 小さな店がひしめき合う。 その路地裏が嫌になれば違うところに 潜り込めばいい。 入り組んだその道は身を隠すには持ってこい、 だってのに。 「シズちゃん、イイ匂。 低能そうな噛み方も似合ってるよ。」 コイツはまたいるんだよ。 くちゃくちゃくちゅ、 ペッ 「それは吐き捨てるもんじゃないのに勿体なーい。」 イラついて吐き捨てた、 白とピンクが混ざったストロベリーのハイチュウ。 ばったり過ぎる出会いに ・・・帰ったらアパートのコンセントなんかを調べよう。 ポケットの中のハイチュウは
今も昔も変わりなくキミを愛しているよ。 今も昔も変わりないキミを抱きしめるよ。 ああ、今日は鳩尾にクリティカルヒットだ。 (怒ったキミも可愛いよ……) ≪文章修行家さんに40の短文描写お題≫ 34 今昔 岸谷新羅
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ごみってどこにでもいるよね。
の具現化。 よくわかる例。 ゴミ箱には捨てちゃヤです。 生ゴミの日はイヤにビクビクするんだぜ。 作者≪管理者≫はビョーキ≪好血症≫。
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